環境教育賞

第3回 表彰活動紹介

馬庭小学校 東京電力神流川水力発電所の見学
東京電力神流川水力発電所の見学
<活動名>まにわ小 地球温暖化防止大作戦 2010
<学校名>高崎市立 馬庭小学校
アサガオなど植物を育てる体験やグリーンカーテンづくりを通して植物を大切にする心や植物が空気をきれいにすることを学ぶ緑化活動、また、リサイクル工作・エコクッキングなどを通して省エネを考え実践する省エネ活動、さらに、水力発電所の見学や光電池を使った未来の街づくりなどを通して二酸化炭素を出さない新エネルギーを学ぶ活動を行っています。
倉渕川浦小学校 「花いっぱい運動」でナデシコを植える
「花いっぱい運動」で
ナデシコを植える
<活動名>緑を愛し、緑を守り、緑を育てる活動
<学校名>高崎市立 倉渕川浦小学校
全校児童で花壇・プランターを育て、校内行事の他に福祉センターへの贈呈も行っている「花いっぱい運動」、長寿会と一緒に行う「環境美化活動」、巣箱作りと設置、愛鳥学習を通じて行う「野鳥保護活動」、ヤマメの飼育と烏川への放流、給食の牛乳パックのリサイクルなどを行っています。
大河原小学校 「せせらぎの森」への植樹する
「せせらぎの森」へ植樹する
<活動名>「せせらぎの森」を活用した環境教育の推進
<学校名>昭和村立 大河原小学校
「せせらぎの森」を拠点に、環境委員会の児童が中心になって行う周辺の池や川にいる動植物(メダカ・ヤゴなど)の保護活動、「緑の少年団」として毎年植樹や木への名札付けを行う森の緑化推進活動、愛鳥モデル校として整備した森を活用しての野鳥観察や巣箱作りと設置などを行っています。
岩神小学校 環境委員がアイデア集を作成
環境委員がアイデア集を作成
<活動名>みんなで楽しく行う環境に優しい活動 2010
<学校名>前橋市立 岩神小学校
4年目となる「環境にやさしいアイディア集 2010」は保護者のアイディアも加えて環境委員会が作成、全児童宅へ配付しています。雨水を集め利用する屋上緑化の取り組み、ヘチマ・ゴーヤなど実のなる地植えのグリーンカーテンづくり、そして「環境カルタ」の積極的な活用などで、地球温暖化防止の活動を行っています。
箱田中学校 ゴーヤの収穫に取り組む生徒たち
ゴーヤの収穫に取り組む生徒たち
<活動名>歩み続けるグリーンカーテン活動 〜親しみある環境づくりと地域との環境意識の連携を目指して〜
<学校名>前橋市立 箱田中学校
6年間、毎年のアイディアや工夫・改善による進化を楽しみながらグリーンカーテンづくりを継続実施しています。雨水利用の散水システムで水くれ作業の軽減や水道料金の節減、ゴーヤなど実のなる植物の栽培、ミッキーマウス仕様のカーテンづくりなど進化を続けています。また、ゴーヤの福祉施設への寄贈、アサガオ・ゴーヤの苗の地域配付で環境保全の意識を発信しています。
第四中学校 水生植物「オニバス」の定植
水生植物「オニバス」の定植
<活動名>「上赤生田学びの森」を生かした環境教育
<学校名>館林市立 第四中学校
校舎南側にある「上赤生田学びの森」を活用して、絶滅危惧種II類の水生植物「オニバス」の栽培・観察・保護活動を行っています。平成8年から市役所や地域ボランティアと協力し、100人を超える生徒が4月の種まきや6月の湿原への定植を行っています。22年からは市役所と連携し、ホタルの育成活動も再開しました。
殖蓮中学校 権現山にヤマユリの球根を植える
権現山にヤマユリの球根を植える
<活動名>地域と連携した平野部での里山づくり 〜ヤマユリの咲き誇る古代に思いをはせて〜
<学校名>伊勢崎市立 殖蓮中学校
2年生全員による権現山への「ヤマユリ」の球根植え、環境委員会やボランティアによる下草刈りでヤマユリの保護活動を行っています。生徒による灯篭の製作で 地域の「ユリまつり」に協力・参加し、また、地元の環境カウンセラーが実施する 「権現山の環境講話」や「権現山のオオタカ観察会」へ参加して地域環境の学習を行っています。
大泉高等学校 微生物バイオ研究部 飲食店から使用済み割り箸を回収
飲食店から使用済み割り箸を回収
<活動名>使用済み割り箸をモデルとした地域循環システム
<学校名>群馬県立 大泉高等学校 微生物バイオ研究部
リサイクルシステムのない「割り箸」に着目した研究です。地域の飲食店から使用済みの割り箸を回収し、洗浄・滅菌処理をします。その割り箸にキノコの種菌を接種し、オガクズ培地への挿入で人工栽培に成功しました。21年度からの活動では、 割り箸そのものからキノコを発生させる「割り箸原木栽培」に成功し、リサイクル量の増加が実現しました。
尾瀬高等学校 専門家の指導による水生動物の調査
専門家の指導による
水生動物の調査
<活動名>校外連携によるESD(持続可能な発展のための教育)の実践
<学校名>群馬県立 尾瀬高等学校
武尊山、尾瀬ヶ原、片品川を主な対象地域として、そこに生息する哺乳類・鳥類・ 植物などについて、生徒と職員が永年にわたり定期的に自然環境調査を実施しています。また、一般者も参加できる自然観察会や地域ボランティア・専門家などによる講座を開催するとともに、地域の児童生徒向けの自然体験活動や学習ボランティアを実施しています。
中之条高等学校 再生させた耕作放棄水田での稲刈り
再生させた耕作放棄水田での稲刈り
<活動名>1秒からの挑戦6 〜地域とのつながり〜
<学校名>群馬県立 中之条高等学校
17年度から「耕作放棄地再生プロジェクト」を継続して実施しています。農園の耕耘及び利用者対象の栽培講習会の実施による「市民農園化」への協力、消費者に直接米を販売する方法を提案するなど地元農産組合との連携、米粉原料米を栽培し、米粉製品の開発を行うなどJA群馬中央会との連携を行っています。