環境教育賞

第9回 表彰活動紹介


黒滝山不動寺での巣箱かけ活動


<活動名>
ふるさとを知り、ふるさとのよさを実感し
ふるさとの魅力を発信する愛鳥活動

<学校名>南牧村立 南牧小学校
身近な自然を調べたり関わったりすることで、自然環境について理解を深めている。
特に、昭和43年から48年間にわたって継続している「愛鳥活動」は地道な活動であるが、活動を通じて得られる達成感、充実感は子供たち自身はもとより、保護者や地域の方々にも大きな感動と希望を与えて、各方面から賞賛されている。

大発見!学校の中にもいろいろな虫がいました
<活動名>
めざせ 城南エコキッズ!
身近な自然とふれあう活動を核に、外部機関と連携した環境教育の推進

<学校名>前橋市立 城南小学校
身近な自然の不思議さ、素晴らしさを感じることが重要と考え、外部団体(ぐんま緑のインタープリター協会、野メダカを育てる会、児童文化センター)と連携し自然に主体的に関わる活動を充実させ、自分のこととして環境問題を見つけ解決に向かう環境教育を実施している、また全校で取り組むエコ活動も、意義や目的について理解し取り組んでいる。

写真はISO集会の様子である。「ISOマン」が登場し、森林を燃やそうとしている「メラメラ仮面」を倒す場面である。低学年にも分かりやすいように、ISOの大切さを伝えている。
<活動名>
休泊小特命「地球にやさしい活動」
<学校名>太田市立 休泊小学校
青少年赤十字の行動目標、学校ISOに基づくゴミ拾いなどの環境活動「グリーンハート活動の運動」を展開、また水道水を鉛筆一本ぐらいの太さで使用し、節水に取り組む「えんぴつ一本運動」のエコ活動も実践し成果を上げている。朝の集会等で、エコ活動を広める児童による「ISOマン」を登場させ、日頃から啓発活動を活発に行っている。

ビオトープでの活動
<活動名>
身近な自然を大切に
〜ビオトープ・オオムラサキハウスでの実践

<学校名>高崎市立 南八幡小学校
身近な自然環境や社会環境に意欲的に関わり、問題を見出し解決の方法を進んで調べ・考え・判断し、よりよい環境づくりや環境保全に取り組んでいる。理科委員会の児童を中心にビオトープやオオムラサキハウスの管理をPTAとも協力して行い、地域根ざした環境保全活動を行っている。

朝霧の森「シイタケの駒打ち」
<活動名>
地域に学び生きる 朝霧の森のめぐみ

<学校名>沼田市立 多那小・中学校
県内でも数少ない小中併設校、小学生を中心に中学生と一緒に活動し、併設校ならではの活動を実施している。取組として、地域の方々と連携した清掃活動、地域の農産物の調査、体験学習による自然と人間との関わりの学習、校内での花の植栽による環境美化運動を行っている。

ホタル祭りでのホタル委員会の発表
<活動名>
地域とともに抱く35年来の夢〜ホタルの飛び交うふるさとを〜

<学校名>前橋市立 元総社北小学校
ホタル委員会によるホタルとカワニナ、クロメダカの保護活動や、牛池川の調査保護活動を行っている。自治会や保護者を中心に発足した「牛池川の豊かな思い出を育む会」と連携し、「牛池川親子遠足」、「牛池川清掃」、「ホタル祭り」など諸行事を開催している。今年で33回を迎えた「ホタル祭り」は、学校だけでなく地域の伝統行事となっている。

自然に親しむ活動を伝統的に行っている
<活動名>
ますますパワーアップ!5つの活動「ゴーゴーわかみや」

<学校名>前橋市立 若宮小学校
5つの活動を柱とし「ゴーゴーわかみや」を合言葉に環境教育を推進している。その中で児童の主体性を伸ばし、自然への気付きを引き出し、高めている。5つの活動は、「学級単位で行う活動」、「学年単位で行う活動」、「全校で地域の自然に親しむ活動」、「学校の外に自ら参加する活動」、「実践していることを広める活動」である。

四中の森 自然観察会の様子
<活動名>
学校林の管理・保護・育成等の体験活動を通した環境教育

<学校名>館林市立 第四中学校
本校は、蛇沼湿原の上に位置し、環境教育を実施する上で恵まれた環境にあり、地域から引き継がれた“学校林(四中の森)”を最大限活用し、環境保全活動を行っている。主に、環境意識高揚のための道徳を軸とした各教科での授業、PTA合同除草作業及び、地域と連携した自然観察会・研修会を実施している。また、チラシ「守ろう!四中の森」を作成し、環境保全啓発活動にも取り組んでいる。

わたらせ渓谷鐡道 神戸駅の清掃美化活動
<活動名>
輝け!AZUMA PRIDE 地域に貢献

<学校名>みどり市立 東中学校
東地域の誇りとよさを“AZUMA PRIDE”という言葉に凝縮し、誇るべき郷土や学校の良さを外部に向けた情報発信に取り組んでいる。取組として、1.わたらせ渓谷鐵道、学区内5駅の駅舎清掃、2.地域で収穫される農産物を使用した「創作ふるさと弁当」を考案し、豊かな自然と農産物を情報発信、3.自然を読む詩画作家星野富弘さんの情報発信を朗読会を通じて行っている。  

生徒たちが種苗から育てた花や野菜を描いた絵手紙
<活動名>
四中をお花いっぱいにしよう
<学校名>伊勢崎市立 第四中学校 特別支援学級8組
種から育てた花や野菜の苗などを、学校内のプランターや花だん、畑に植え育てる活動を行っている。植物を生育し、清掃や除草等の環境整備活動を通じて豊かな心を養うとともに、四中の生徒や先生をはじめ、四中を訪れた人々を「お花いっぱい」で楽しませる環境美化活動を展開している。

赤城山北西麓演習林でのニホンジカの調査活動
<活動名>
赤城山北西麓におけるニホンジカの生息・生態・行動調査
<学校名>群馬県立 利根実業高等学校 生物生産科生物資源部
人間と野生動物が共存するために、平成26年からニホンジカの「個体数管理」に必要な基礎データの収集を目的とした、年間での個体数変化と行動サイクルについて調査を22カ月にわたり実施、赤城山北西麓でのシカのデータを収集、分析。調査内容についてはレポート形式で資料作成、地域の研究発表会において発表し情報発信を行っている。

ぐんま環境学校での森林ボランティア活動
<活動名>
「藤工環境活動プロジェクト」
―地域と家庭をつなぐ環境学習・環境活動―

<学校名>群馬県立 藤岡工業高等学校
今年度から「環境工学基礎」を全科共通選択科目に設定し、この授業や課題研究、学校外の活動において複数の環境活動テーマを組み合わせたプロジェクトをスタートした。地域と協働し、「家庭の省エネルギーと省資源化の推進」や「環境復旧支援ボランティア活動」、「ぐんま環境学校への参加」、「再生エネルギー研究視察」などのプログラムを実施した。

全校生徒による町内美化活動
<活動名>
町内美化活動を通して地域に貢献しよう!
<学校名>群馬県立 伊勢崎高等特別支援学校
地域の方々と一緒に「公園愛護会」というボランティア団体を結成し、学校近くにある「境公園」の維持管理のために、除草作業や落ち葉清掃を行ったり、公園の花壇に花を植えたりしている。地域貢献を目指した取組として、全校生徒による「境公園」や学校周辺の清掃活動を実施しているだけでなく、境町駅の清掃活動を実施するなど地域に役立つ活動を行っている。