財団賞

第4回 表彰活動紹介

「平地林(里山)の美化、保全活動」
新福寺里山クラブ(代表者 川原幸司)
 乱開発やごみの不法投棄などの問題が深刻な平地の里山、その平地林を「地域の宝として位置付け、守ろう」という住民活動。
具体的な活動として、平地林美化活動、平地林復活活動、自然公園づくり等。平成11年10月発足。
「自然環境を守るための私たちの取り組み」
利根沼田自然を愛する会(代表者 角田侃男)
 昭和30年に発足し、活動歴46年。自然の調査、研究、保護、子供を含めた人々への自然紹介や自然理解の手助を主な活動。
具体的には、会報の発行、年数回の自然観察会、子供自然観察教室、講演会や写真展を実施している。
「「森の会」の実践活動について」
特定非営利活動法人「森の会」(代表者 正田宏二)
 水源県群馬の豊かな森や自然環境を守るため、平成9年12月に設立。利根川の流域で生活する多くの人々と共に考え、行動し、自然と人の共存を目指している。主な活動として、水源の森整備事業と森啓発事業、水と緑の人材育成事業、国際緑化事業、広報活動等。
「群馬県指定天然記念物ヒメギフチョウの保護調査活動およびその生息地の環境保全活動」
赤城姫を愛する集まり(代表者 栃木利夫)
 昭和61年に群馬県指定天然記念物とされたヒメギフチョウの保護調査活動のため、昭和62年4月に発足した民間同好者の自然保護団体で、活動歴14年、具体的には保護計画策定のために、野外での基礎データの収集、幼虫の餌となるウスバサイシンの分布調査、保護のためのパトロール、林の下草刈り等、環境整備の積極的な活動を行っている。平成元年から「赤城姫」(年刊)を発行、現在12号刊行。
「未来塾の環境保護活動」
地域づくり団体未来塾(代表者 松本立家)
 青年団OBにより平成元年に設立、会員数50名、ホタルを軸にした自然環境保護活動、ホタルの川づくり、ホタル祭り、ホタルのタベ、親子ラブリバー探検隊等を行っている。
「野メダカを育てる会」
野メダカを育てる会(代表者 池田正行)
 子供達にもメダカのすむ小川でメダカすくい等の川遊びの体験をさせ、自然と触れ合う場と機会を提供したいと、平成5年5月に設立。会員数140名、野メダカの調査、飼育、保護を通して人間の身近な環境問題に取組み、人間が自然と共生できる環境づくりに貢献。