財団賞

第12回 表彰活動紹介

「ホタルの保護育成活動」
月夜野ホタルを守る会(会長 小林一義・みなかみ町)
生息地の整備
生息地の整備
 昭和58年に「環境に敏感なホタルの保護・育成を通じて、安らぎとうるおいを与えてくれる、住み良い自然環境を守ろう」との趣旨に賛同した有志で会を結成した。以来、生活環境のバロメーターといわれるホタル保護により、環境の保全と子供の環境教育のため活動をしている。
(主な活動)
  • ホタルの生息地の整備、発生分布調査
  • 観賞会の開催
  • 自然保護啓発活動、小学校の環境教育への協力
「花にときめき、人がきらめき、心をつなぐ町づくり」
粕川フラワーロードの会(代表 高橋美律子・伊勢崎市)
土手での花木栽培
土手での花木栽培
 花木栽培を通じた環境美化を目的に平成14年に結成。平成19年からは、3R活動にも取り組んでいる。特にイベント時に、紙コップ・皿などの使い捨て食器の使用を止めるための、「リユース食器の貸出」はユニークな取り組み。
(主な活動)
  • 粕川の土手などでの花木栽培
  • 3R(リサイクル・リユース・リデュース)の推進と啓発
  • 食器の貸出
「ゲンジボタルの保護育成を通じての自然保護」
日野ホタルの会(会長 福田一男・藤岡市)
ホタルの幼虫の放流
ホタルの幼虫の放流
 平成4年に結成。以来ゲンジボタルの保護育成を通し、自然を守ることの大切さ・自然のすばらしさ・生命の尊さを子供達に教え、継承していく活動を続けている。
(主な活動)
  • ホタルの発生地の環境保全活動、生息調査、清掃など
  • 学校、子供会などの自然保護活動への協力
  • ホタル祭などイベント開催
  • 啓発活動(ポスター・コンクールなど)
「地球環境や生態系を守るための身近な実践活動」
NPO法人 ぐんま緑のインタープリター協会
(理事長 亀井健一・高崎市)
自然観察会
自然観察会
 平成15年ボランティア団体として発足、平成18年にNPO法人となる。会員は「緑のインタープリター(解説者・通訳者)」として活動することで、人と自然の共生と循環型社会を構築することを目指している。
(主な活動)
  • 研修会の開催(自然観察会、草木染、炭焼など)
  • 地公体などへ協力しての自然観察会実施
  • 自然の解説者養成講座の開催
  • 各種団体への講師の派遣
「私に出来るエコは何?」
伊勢崎友の会(総リーダー 風間ノリ子・伊勢崎市)
省エネ啓発活動
省エネ啓発活動
 昭和34年に、「良い家庭から良い社会へ」をモットーに結成。活動の一つとして、家庭で出来るCO2の削減に工夫をこらして取り組んでいる。
(主な活動)
  • 省資源、省エネ活動として「重曹洗濯」「鍋帽子」「使い捨て布」の普及推進、「環境へのやさしさチェック表」による省エネ実践状況のチェック、「環境家計簿」によるCO2排出量の把握。
「森と人・自然と人との共生の為、緑のインタープリター活動」
群馬県緑のインタープリター会(会長 橋田浩一・館林市)
自然観察指導
自然観察指導
 平成13年会を結成。会員自身が自然環境に関する知識と技術を学んで、それを生かして環境保全啓発活動や特に青少年の教育・指導・育成に取り組んでいる。
(主な活動)
  • 林間学校などでの自然観察指導
  • 地方公共団体などから受託しての森林保護活動
  • 自然観察会の実施や講演会の開催
  • 各種催事への講師の派遣
「多々良沼のムジナモを後世に引き継ぐために」
館林ムジナモを守る会(会長 井野口勝則・館林市)
ムジナモ配布
ムジナモ配布
 平成10年に会を結成。かつて天然記念物に指定されていた多々良沼のムジナモを復活し、後世に引き継ぐための活動を続けている。
(主な活動)
  • ムジナモの保護、増殖、人工栽培技術の確立
  • 自然環境への関心をたかめ、個体数の増加をはかるための市民配布会の実施と育成指導
  • 本格放流に向けての放流育成実験