財団賞

第20回 受賞者と活動内容の紹介

【受賞者】
高久 陽一 (桐生市)
山田川にホタルを呼び戻す会 代表 ※新規先

地元小学生を対象とした山田川の生き物観察会
【テーマ】
身近な自然環境の保全〜山田川クリーン作戦
【設立・事業等】
平成20年2月設立 会員 15名
渡良瀬川の支流である山田川を清掃することにより、ゲンジボタルなどの多様な生き物が棲める環境づくりに努める。
【主な活動】
  • 毎月一回の河川清掃(ペットボトル、発泡スチロール等のゴミの収集)
  • ゲンジボタルの採卵と孵化幼虫の養殖・放流
  • ゲンジボタルの餌であるカワニナの養殖と放流
  • 桐生市立川内小学校3年生を対象とした生き物観察会(総合学習)の実施
【受賞者】
一般社団法人 中央ライフ・サポートセンター
代表理事 遠藤 昌男 (前橋市) ※新規先

事業系食品ロスを福祉施設に寄付して処分される食品を減らしています。
【テーマ】
食品のムダを減らすプロジェクト(「MOTTAINAI」で循環型社会を実現)
【設立・事業等】
平成22年4月設立 会員 5名
新しい食品循環の仕組みづくりや子育て支援、障害者の就労環境改善を推進して新しい社会活動を生み出し、地域の社会経済の活性化に資する。
【主な活動】
  • 「MOTTAINAI」をコンセプトにした食品ロス削減のイノベーション
  • 商慣習や規格外等の理由で廃棄やリサイクルされる食品ロスの削減
  • 食品ロスを福祉施設(団体)等に寄付して食べてもらうことで食品ロスを減らす
  • 食品ロス活用による生活困窮者支援ネットワークづくり。
  • 新しい社会的仕組み作りによる環境負荷の低減。
【受賞者】
特定非営利活動法人 鳴神の自然を守る会
理事長 下山 啓二 (桐生市) ※新規先

登山道整備中に集合して
【テーマ】
小学生にカッコソウを知ってもらおう
【設立・事業等】
平成25年1月設立 会員 15名
鳴神山の自然保護に関する事業を行い、自然環境保全に寄与することを目的に設立。その目的達成のために@鳴神山の自然環境調査事業。A自然環境保全のための政策提言事業Bカッコソウ自生地の調査と保護活動事業。Cカッコソウ移植地の保全活動事業等を行う。
【主な活動】
  • カッコソウ協議会を通じて、桐生市、みどり市の小学4年生に啓発下敷きを配布
  • カッコソウ協議会に協力して、入山調査及びカッコソウ啓発チラシの配布
  • カッコソウ、あかやしおつつじ、ヒイラギソウ等の保護活動
  • 鳴神山の登山道の整備
【受賞者】
特定非営利活動法人 地球温暖化防止ぐんま県民会議

理事長 養田 雅香 ※受賞歴 第14回(平成22年度)

グリーンドームで開催したスマートサイクルぐんま「サイクルセミナー」
【テーマ】
群馬の移動を低炭素に〜交通部門で二酸化炭素削減を〜
【設立・事業等】
平成17年3月設立 会員 104名
県民一人一人が地球温暖化問題を正しく理解し、社会や個人のライフスタイルの見直しなどの主体的な行動をとり、持続可能な低炭素社会の実現を目指す。パリ協定の日本の約束草案達成の為に必要な群馬県の温暖化対策として、輸送部門からのCO2削減を目的に、公共交通や自転車をテーマとした事業を地域と連携して行っていく。
【主な活動】
  • 「スマートサイクルぐんま」として自転車通勤モニターを募集
    県内で189名のモニター登録、6か月弱の期間で7.5トンのCO2削減
  • 公共交通を考える意見交換のための場の提供(定例会の実施)
  • 交通に関する県民フォーラムの開催
  • 自転車利用を促進するためのサイクルエコマップを作成
  • 自転車や公共交通を使った独自ツアー開催
【受賞者】
エコ食楽部

代表 笛木 京子 (前橋市) ※新規先

省エネ調理の実習
【テーマ】
低炭素社会に向けた省エネ料理の実践・普及活動
【設立・事業等】
平成19年10月設立 会員6名
家庭でできる省エネの取り組みとして、省エネ調理を通し電気・ガス・水道の節約、ゴミの減量を推進し、家庭での低炭素社会に向けた実践を呼び掛けるとともに、「恒常的に省エネ行動がとれる生活」の普及活動を事業目的とする。
【主な活動】
  • 省エネ調理のレシピ開発〜毎月1度の省エネ調理レシピ研究会の開催
  • 省エネの調査研究〜省エネ行動におけるエネルギー使用データの調査
  • 研修事業及び講師派遣〜地域住民を対象に、省エネ調査の報告等を実施
  • 地元小学生及び保護者対象のエコクッキング教室の開催
  • 10年間の省エネ調理レシピ等の集大成を検討
【受賞者】
倉渕ヤマアジサイの会
会長 廣瀬 節子 (高崎市) ※新規先

見渡すかぎりの「タマアジサイ」
【テーマ】
大好き「世界一のヤマアジサイの森」を守りたい
【設立・事業等】
平成22年3月設立 会員 24名
高崎市倉渕町川浦の「はまゆう荘」に接する市有の杉林(5ha)に自生するヤマアジサイの大群生地を平成21年に発見。非常に貴重な植物のヤマアジサイを保護する目的で設立。
現在、ヤマアジサイ、タマアジサイ、ツルアジサイ、クマアジサイなど8種類のアジサイの仲間が確認されている。
【主な活動】
  • 森のパトロール(月1回)〜森の散策路を歩き見回り
  • 森の清掃活動〜散策路の草刈りや枯れ枝を取り除く作業
  • ヤマアジサイ等の保護活動〜散策路のかかる株の移植等
  • ヤマアジサイの咲く7月、タマアジサイの咲く8月に、森の見学会を実施
  • アジサイの勉強会、ボランティア育成講座、会員研修会の実施
【受賞者】
群馬県環境アドバイザー・高崎地区会
会長 原田 邦昭 ※受賞歴 第13回(平成21年度)

何がいるかな? 夏に実施の井野川の水生生物観察会の様子です
【テーマ】
井野川から始まる高崎地区会の環境保全活動
【設立・事業等】
平成13年4月設立 会員46名
環境アドバイザーの高崎地区展開。井野川周辺の整備・清掃等を通じて環境保全活動を推進し、環境ボランティア活動に関心を持つ人が相互に連携し、結集し、地域で環境問題に取り組む。併せて、行政や地区コミュニティーとの協力を図りその他団体等と連携し、活動の輪を広げる。
【主な活動】
  • 井野川周辺の整備・清掃活動〜井野川周辺の除草、整備、清掃による環境保全活動を実施し、群馬県へ報告
  • 井野川の水生生物調査による水質判定、周辺の植物観察〜水底生物(指標生物)観察による水質検査及び植物観察による生育状況を調査し、環境省へ報告
  • 高崎市街地のごみ清掃による環境美化活動を実施し、高崎市へ報告