環境教育賞

第4回 表彰活動紹介

日野小学校 一年中、色とりどりの花がむかえてくれる花の学び舎
一年中、色とりどりの花が
むかえてくれる花の学び舎
<活動名>花の学び舎を地域に発信
<学校名>藤岡市立 日野小学校
藤岡北高校の協力もいただき、全校でサルビア、パンジーなどを育て周辺施設や地域に花の宅配便として苗を配布している『花の学び舎づくり』、8年間継続して古紙回収や牛乳パックのリサイクルなどを行っている『省エネ活動』、アサガオなどの『グリーンカーテンの設置』、ホタルのエサになるカワニナを育て、篠いかだに乗せて放流する『ホタルの里づくり』やホタル祭りへの協力を行っています。
桃井小学校 忍の森」は、楽しさいっぱい!不思議いっぱい!
「忍の森」は、楽しさいっぱい!
不思議いっぱい!
<活動名>桃井の緑とかかわる体験活動
<学校名>前橋市立 桃井小学校
校庭の木々や「忍の森」(校内にある人工の森)、畑などを授業の教材として利用しています。総合的な学習の時間では、自然観察や校内の植栽活動を行い、高学年につれ、身近な自然から校外へ広がるように自然活動を取り入れています。自然に対する感受性を高めるための道徳の授業や環境学習を実践化する「おはよう清掃」や「グリーンカーテン作り」を行っています。
赤堀東小学校 「いるかな?」生きもの採集の様子
「いるかな?」
生きもの採集の様子
<活動名>生きものがたくさん集まるビオトープにしよう
<学校名>伊勢崎市立 赤堀東小学校
学校内にある、池を核としたビオトープで総合的な学習に取り組んでいます。『生きものを調べる活動』では、池の生物を採集して名前を調べたり、ヤゴのスケッチをしたり、トンボの生態を学習したりします。『ビオトープに働きかける活動』では、池周辺の環境を調べ、より多くの生きものが好む環境づくりを行います。『下級生に引き継いでいく活動』では、一年間の活動の様子やトンボの生態を模造紙にまとめ、2年生を招いて発表会を行っています。
馬庭小学校 育てた花を地域にある介護センターへ届けました
育てた花を地域にある
介護センターへ届けました
<活動名>まにわ小 地球温暖化防止大作戦 2011
<学校名>高崎市立 馬庭小学校
平成20年度から地球環境にやさしい生活を送れる児童の育成のため、エネルギー環境教育を実施しています。花や野菜を育てたり、グリーンカーテンを作ったり、草花をスケッチしたりして、植物を大切にする心を育てる『緑化活動』、群馬県の「地球おんだんか防止隊」への取り組みやクラスのエコ自慢などの『省エネ活動』、光電池や温度差による発電などの『新エネルギーの活動』を行っています。そして、学んだことを地域の人にふれあいながら発信し地域交流を推し進めています。
松井田北中学校 勤労生産学習(畑のさく作り)
勤労生産学習(畑のさく作り)
<活動名>生徒が主体的に取り組む環境に配慮した活動
<学校名>安中市立 松井田北中学校
毎週木曜日、登校時に通学路のゴミ拾い、登校後に学校周辺のゴミ拾いを行う『クリンクリンの日の活動』、「ふれあいセンター」の池・水路の清掃、庭の草むしりを行う『地域への奉仕活動』、毎年夏休みに全校生徒・保護者・職員により行う『廃品回収』、給食残飯からバイオ式の生ゴミ処理機を使っての『有機肥料作りと学校花壇・農園での活用』、「学校農園」を利用し学年縦割りの4班の児童で野菜栽培を行う伝統的な『勤労生産学習』を行っています。
寺尾中学校 地域の人とのゴミの分別回収
地域の人とのゴミの
分別回収
<活動名>地域ぐるみの環境活動
<学校名>高崎市立 寺尾中学校
今年で5回目になる寺尾公民館での「環境を考える講座」への参加や学校でできるリサイクル活動を考え、実践する「環境講座」の学校開催など『地域での環境活動』、通学路を中心に年2回実施する『親子での清掃活動』、環境委員中心の古紙・牛乳パックの回収や生徒会中心のエコキャップ・廃食油の回収など『学校でのリサイクル活動』を行っています。
殖蓮中学校 権現山にヤマユリの球根を植える
権現山でのヤマユリの植栽
<活動名>地域と連携した平野部での里山づくり〜ヤマユリの咲き誇る古代に思いをはせて〜
<学校名>伊勢崎市立 殖蓮中学校
毎年11月に地域の里山(権現山)で2学年生徒全員が地域の方々、PTA、環境カウンセラーの協力のもと、『ヤマユリの球根植栽活動』を行っています。平成16年度から今までに約2400株のヤマユリの球根を植栽しました。植栽の後には、環境カウンセラーから地域の環境や地球環境について学習しています。また毎年、権現山の下草刈りを行うことでヤマユリがたくさん咲くようになり、オオタカも飛来するようになりました。「ユリまつり」にも参加しています。
宮城中学校 回収したペットボトルとコンビニへの搬入
回収したペットボトルと
コンビニへの搬入
<活動名>ペットボトルのキャップとアルミ缶回収
<学校名>前橋市立 宮城中学校
平成21年度の生徒総会で「ペットボトルのキャップとアルミ缶回収」が議決され、以後3年間、生徒の自主的な取り組みとしてリサイクル活動を行っています。玄関にペットボトル・キャップとアルミ缶の回収箱を設けて回収し、キャップはコンビニからNPO法人を通じて発展途上国のワクチン費用に充てられ、アルミ缶は業者に委託してリサイクルにまわしています。この活動の輪は地域にも拡がっています。
藤岡北高等学校 藤岡市内の花壇に生徒がデザインしながら植える
藤岡市内の花壇に
生徒がデザインしながら植える
<活動名>地域社会と連携した環境教育
<学校名>群馬県立 藤岡北高等学校
地域の花壇2ヵ所に通年、季節の草花を用いた植栽を行う『環境美化活動』、藤岡市のカラー・紫色の花を咲かせる日本原産の『準絶滅危惧種「シラン」の保護活動』、公共施設に『緑のカーテンを設置』する一方で、家庭栽培に適するような6種類の植物体の管理方法や効果を研究する活動、自然エネルギーの学習の場となっている小水力発電所の設置(藤岡市と連携)や藤岡市内の間伐材を利用したアスレチック製作(校内設置)などを行っています。
万場高等学校 水産コース 地元万場小学校児童とのアユの放流
地元万場小学校
児童とのアユの放流
<活動名>水産コースにおける環境教育の取り組み
<学校名>群馬県立 万場高等学校  水産コース
県水産試験場からアユの種苗提供を受け、「栽培漁業」の一環として中間育成をしています。6月のアユ釣り解禁を前に、地元の小中学校の児童生徒とともに神流川に放流しています。また、ニジマスやヤマメなど淡水魚類の増養殖も行い、飯島沢に放流しています。その飯島沢ではヤマメ・カジカの生態調査や多くの魚種が棲める川となるよう水質調査を行っています。また陸封アユ棲息の最北限として知られる下久保ダム湖でも調査を行っています。
高崎高等養護学校 学校周辺地域での清掃活動
学校周辺地域での清掃活動
<活動名>毎日が小さな環境活動
<学校名>群馬県立 高崎高等養護学校
今年で10年目となる牛乳パックのリサイクル、今年の電力不足・節電対応のためアサガオ等でのグリーンカーテン作りなど『日常的な環境活動』、農業園芸・陶芸・被服などの各実習で取り組む「3R」実践や地球温暖化・資源のリサイクルなど『授業での環境学習』、生徒の実習先施設への草花プランターの寄贈や学校周辺の道路のゴミ拾いなど『環境美化の交流活動』を行っています。
大出学園 若葉高等学園 環境について体験学習している様子
環境について
体験学習している様子
<活動名>「赤城南麓から叫ぼう! Save our EARTH !!」
<学校名>学校法人 大出学園 若葉高等学園
校外に出て道路のゴミを調べたり、ゴミ拾いをしないと地球が病気になる?ことを学習したり、ゴミ捨て禁止のポスター作りでゴミを捨てづらい状況作りをしたり、清掃センターの見学で熱源利用を学習するなど『環境教育活動』に取り組んでいます。そのほか昼食残飯を「生ゴミ処理機」で有機肥料にし、集めた落葉で腐葉土をつくり、あわせて畑に蒔いて野菜作りに使用しています。